シラエビ(エビ目オキエビ科シラエビ属)富山産、盛岡水産。
「シロエビ」と呼んでいるが「シラエビ」が正しい。シロエビは他にいる。
富山湾特産と思っていたら、相模湾や駿河湾にも生息している。ただ、流通するほどではない。
日本海近海、インド洋、地中海、大西洋と広く分布しているが、漁業として漁獲されているのはやはり富山湾だけ。
富山湾は以前にも紹介したが非常にミネラル分の多い湾で神秘的。シロエビはその富山湾の100m~300mの「あいがめ」と呼ばれる海底谷に生息している。
体長6~7cm。白色透明で脚部や尾部など薄い紅色をしている。死ぬとすぐ白く不透明になる。
世界中にシラエビの仲間は約30種いるといわれるが、日本では一種類しかいない。
サクラエビと似ているが、シラエビの方が大きく、やや左右に平らな体型をしている。
サクラエビはメスが抱卵せず、受精卵を海中に放つのに、シラエビのメスは卵を腹肢に付着させ保護する、などの違いがある。
料理は刺身、掻き揚げなど。このまま生食もいいがやはり棘が気になる。生食用はシラエビの剥き身が良い。
とは言え小さなエビを一尾一尾剥くのは大変な作業である。(剥き身の商品もある)
エビ特有の旨み、甘さ、「春の味覚」である。
殻付のまま食べるには掻き揚げか天ぷら。お吸いや干し物にもなる。
静岡産のサクラエビも入荷(岩手魚類)していたので写真を添えよう。
(サクラエビは以前紹介した)








