何故か我社にはフグが集まる。
近年、フグの取り扱いが厳しくなり、販売許可の取れていない店が多い中、我社には「フグ調理」も出来る板前さんがいるためだろう。
写真のシマフグは8月12日撮影。釜石から来たものである。
シマフグ(フグ目フグ科トラフグ属)
一般には相模湾以南、水深100m以浅の沿岸からやや沖合いに生息する。
肉食性で甲殻類や軟体動物、小魚、棘皮動物など食べている。
勿論、卵巣、肝臓には強毒。腸は弱毒。筋肉、皮膚、精巣は無毒とされる。
無毒とは言えやはり調理はプロに依頼すること。
トラフグの代用品として使われるようだが、トラフグよりはるかに安い。
フグ皮の加工品などはこのフグの皮が使われていることが多いようだ。
身はトラフグに比べ水分が多く、さらしなどで巻いて一晩置けば「旨い」と言う。
やはり一般的なのは鍋や唐揚げ。ヒレ酒にも使われる。
ただ、何度も言う。「調理はプロに任せること」。