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1月19日、盛岡市玉山区の岩洞湖のワカサギ釣りが解禁になった。
21日、休市日に当社のマグロ屋のボスが釣りに出かけ、おすそ分けいただいた。
今日、唐揚げでいただく。楽しみだ。いただきます。
そんなわけで今日は、ワカサギ(サケ目キュウリウオ科)北海道産、盛岡水産入荷。
天然では太平洋側は千葉県、日本海側は島根県以北の沿岸、湖沼とそれに流れ込む河川に生息。
水温、塩分、濁りの変化に適応性が強い。
卵での移植も可能なため本州中、南部の天然湖、人口湖、ため池などでも繁殖する。
多くは生後1年で5~12cmに成長して死ぬが、3.4年生きるものもいる。
湖面に張った氷に穴を開け糸を垂れる「ワカサギ釣り」は冬の代名詞でもある。
料理は天ぷら、フライ、唐揚げ、南蛮漬け、塩焼き、佃煮など。
脂肪が少なくあっさりした旨みなので油料理に合う。又、骨ごと食べるのでカルシウム源にもなる。
カナガシラ(カサゴ目ホウボウ科カナガシラ属)宮城県産、仙台市場より。
北海道南部以南から黄海、東シナ海、南シナ海まで分布。
水深50~300mほどの砂泥底に生息。ホウボウのように海底を歩くように移動しエビ、カニ、小魚を捕食する。
カナガシラの和名は漢字で「金頭(宮城ではキントウ)」「方頭魚」などのように硬い骨板に覆われた頭部による。
体全体は橙色ー赤褐色、腹部は白。一見ホウボウに似ているが、胸びれはホウボウより小さく、赤一色である。
上顎の先には数本のトゲがあり、胴体はザラザラ。ホウボウよりウロコが大きい。
全長30cmぐらいになるというが今日は小ぶり。
料理は大きければ刺身。白身でしっかりした身は旨みと歯ごたえがある。
それゆえ煮付け、唐揚げ、塩焼き、ブイヤベースなど最適。蒲鉾の魚肉練り製品の原料にもなる。
余談だが、長崎県ではカナガシラという名前から「お金が貯まる」に通じ、節分にこの魚を食べるという。
旬は冬。