7月
26
「親子でめぐる市場体感ツアー+4」2日目。
岩手魚類の水本氏に依頼していた、”子供達がビックリするもの”が届いた。
今日は「ヨシキリザメ」と「シュモクザメ」が入荷。共に10kgオーバーサイズ。岩手県・大船渡産。
ヨシキリザメの紹介をしよう。
英名ではBlue Shark(ブルーシャーク)体全体が青みかかっている。
分布は南北太平洋、南北大西洋、インド洋の熱帯から温帯域。日本では北海道を含む日本全域の太平洋沖合い。
水温が7~16度の冷たい海から、21度以上の温かい海の外洋、海面から中層に生息。
肉食でマグロ類、イカ・タコ類や生息域のその他の魚などを食べている。サイハがあるためプランクトンも食べることが出来る。
当然、自分より小さいサメも食べる。(人間も・・・)
最大で約4m弱。200kgに達すると言う。寿命は20年ほど。
丸い大きな目には目蓋のような膜があり、下から上に閉じることが出来る。
上の歯はのこぎり状で下の歯は鋭く尖り内側を向いている。
鮮度の良いものは寿司ネタにもなるが、煮魚や加工されかまぼこの材料になる。
軟骨からはコンドロイチンがとれ、化粧品や薬品に利用される。
皮は革製品として財布やバックに加工され、丈夫で長持ちすると言う。
当然、ヒレ類はフカヒレとなる。
子供達にちょっとした説明と触れさせたら大喜び。少しは夏休みの思い出になってもらえたかな?
ついでに子供達が喜ぶかと思い「トビウオ」も飛んでる姿にして展示した。
サメに比べれば愛くるしい。