モウカの星

Filed Under (モウカの星) by suisan on 09-12-2008

以前fc2ブログ「田清水産の魚」にて5月8日に紹介した「モウカの星」

モウカザメ(毛鹿鮫、ネズミザメ目ネズミザメ科)の心臓。

モウカザメは全長3m。英名はサーモンシャーク。地域によってはカドザメとも呼ばれている。

太平洋北部に生息。日本では九州、四国以北からオホーツク海など寒冷な環境を好む。

サケやニシンを捕食することでも有名。亜寒帯海域では(他のサメがいないため)天敵はいない。

回遊によってはハワイ沖まで南下した記録がある。

特殊な筋肉系、循環系により体温を海水温より高く保ち、高速遊泳を行う。

そのモウカザメの心臓を「モウカの星」呼ぶ。

外側の膜を剥がし、薄くスライスして刺身で食べる。ニンニク醤油やショウガ醤油で食べる。

勿論鮮度が良くなければならない。

ほかに酢味噌が合うようだ。刺身がいやな方はスライスして塩焼き。食感がたまらない。

血抜きを行うことを忘れずに。

モウカザメの身は白身でタンパク、クセがない。

かまぼこには利用されずに、煮物、焼き物、揚げ物などに用いられ、惣菜用の魚。

ヒレは加工され「ふかひれ」になる。 

 

写真は昨日、12月8日(月)午前6時51分の仲卸売り場。

普段なら買出し人いるはずなのに、買出し人の姿が見えず。

寂しいかぎりだ。

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