GWの谷間の営業日。忙しさを期待したが、イマイチ!でもそこそこ売れたかな?
今日は築地から送られてきた「ヒラマサ」。FC2ブログ「田清水産の魚」では9月4日に紹介している。
今日は1mアップ、約10kgの大型。しかも活締め。旨そうだ!
ヒラマサ(スズキ目アジ科ブリ属)千葉県産。
東北地方以南の日本各地。世界の温・熱帯域に広く分布。
主に沖合いの岩礁域の中・底層に生息。
夏のイメージの強い魚である。(ブリは厳寒期のイメージ)
産卵期は5月~6月。旬は6月~9月とあるが、秋の三陸、青森で漁獲されるヒラマサにはびっくりするほど脂がのっている物もいる。当然高値。
ブリに似ているが、黄色の縦帯が鮮明。とは言えプロでも見間違えると言う。
違いは写真を見てもらえばわかるが、目と口の間の上唇の角度が直角に近いのがブリ、丸みを帯びているのがヒラマサ。
(写真左→養殖ブリ、右→今日のヒラマサ)
又、胸鰭の長さ。ヒラマサの胸鰭は腹鰭より短く、ブリは同じ長さである。
料理方法はどちらも同じ。刺身、しゃぶしゃぶ、焼き物、煮付け、フライ、ムニエル。
ヒラマサのほうがギトギトした脂分が少なく、切り身にしてからの変色も少ない。夏の清涼感もあるがブリより高値。
脂が少ない分、油を使う料理方法が合うのではないか。例えばマリネ、ムニエルとかフライなど。
ただ南方系の魚なので「シガテラ中毒」を持ってる物もいるので注意。
この美味しそうなヒラマサはフェザン田清魚店が購入してくれた。当然、フェザンの清次郎でお鮨にもなると思う。
是非ご賞味ください。