6月
24
今朝、残念な場面を市場、元卸売り場で見た。
個人の魚屋さん、超ベテランのオヤジさんが平目がほしいのだろう。
指で押し、裏返ししてみたり、結局買わずに置いていった。シールは何処へ?裏側かな。
写真左側が触られ放題の平目。
後から来た買出し人が何も知らずに購入してゆくのだろう。
完全なマナー違反だ。自分さえ良ければ・・・。
今日はナミガイ、二枚貝網オオノガイ目キヌマトイガイ科。青森県産。盛岡水産入荷。
我々は「シロミル」と呼ぶ。
オホーツク海、サハリン、沿海州。太平洋沿岸メキシコからアメリカ。日本では北海道から九州に分布。
水深30m前後の砂地に生息。
激減したミルガイの代用として使われている。価格も半分以下。
長く伸びた水管の皮をむいて刺身で食べる。(軽く湯通しすれば剥けやすい)
貝特有の食感と貝臭さがあまりなく食べやすい。甘みもある。刺身、寿司ネタに向く。
開いたものを塩焼きも旨いし、ワタやヒモなどもバター焼きで旨く食べれる。
ミルガイの代用品ではあるが、あまり獲りすぎればミルガイと同じようになる可能性がある。
そのほかにシロバイ(オオエッチュウバイ)山形県産、エゾバフンウニ岩手県産など盛岡水産に見えていた。
2点は写真だけの掲載。