岩手魚類にシュモクザメが姿のまま入荷。水本係長「子供達に見せてあげたい」。
顔に似合わず優しい反面を見た気がした。
(やさしい?後姿の水本係長)
「それなら子供達が通る田清水産に陳列する」と購入、陳列。
子供達より先、大人でも(市場関係者)あまり目にしないシュモクザメに人が集まった。
シュモクザメ(メジロザメ目シュモクザメ科シュモクザメ属)岩手県大船渡産。
世界の温帯熱帯に棲息。日本では北海道までの全国にいる。
体長4mを超える大型のサメで肉食である。魚、サメ、甲殻類の他にアカエイを好んで食べる。
エイの尾の棘には毒があるのだが気にならないようで、口の周りにエイの尾の棘が刺さったままの物もいるとの事。
サメでも独特の形をしていて、頭が左右に張り出し、その先に目が付いている。
比較的獰猛との事で人を襲った記録もある。が、イタチザメやオオメジロザメのように積極的には襲いはしない。
ものすごい歯である。やはり内側に向いている。小鯛など口に入れてみたが抜くとき注意しないとキズがつく。
尾は鋭く尖り瞬発力が強そう。
6時少し前、「親子体感ツアー」の子供達が通る。そして群がる。
実物を初めて見た子供達はビックリしたに違いない。今日の見学者はラッキーである。
子供達が帰ったあと、明日のために早々氷の中にしまった。
2日もすれば臭いが出るかも知れない。当然売り物にならなくなるが「地域貢献のひとつ」とあきらめよう。