ギンタラ(銀鱈、カサゴ目ギンタラ科)
北海道噴火湾以北、ベーリング海、南カルフォルニア。
水深300m~600mの深海に生息。
体長1mほどの深海魚では大型の部類。
タラとあるがアイナメやホッケに近い魚である。
冬に産卵し、孵化した稚魚は浅い海で生活するが、成長につれ深海に移動。
肉食性で魚類、甲殻類、頭足類など何でも食べる。
寿命は20年以上と見られる。
ほとんどのものはアラスカやカナダなどからの輸入。近海ものはマレ。
料理としては、塩焼き、西京焼き、粕漬け、フライ、ムニエル、そして煮つけ。
クセも臭いもない白濁した白身。皮も旨い。
私もギンダラは大好きだが、高価で沢山は食べれない。
写真はカナダ、産養殖。生食可能との事。
刺身はマグロのオオトロを思わせる大量の脂で口の中で解けそうになる。
甘みと旨みがあるが、あまり多くは食べられないが、非常に美味しい。
顔のアップ。