キンメダイ

Filed Under (キンメダイ) by suisan on 05-02-2009

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昨日はナンヨウキンメダイ(平金目)を紹介した。後、先になるが今日はキンメダイ。

漢字で「金目鯛」(キンメダイ目キンメダイ科キンメダイ属)

北海道釧路沖以南の太平洋。(一説には茨城県沖から南とも言われる)

また北太平洋、太平洋、インド洋、大西洋、地中海など全世界の水深100m~800mの深海の岩礁地帯に棲息。

夜間は海面近くまで浮上する。イワシなどの魚類やイカ、エビ類を捕食。

体長50cmぐらいに成長し、寿命は14年以上とも言われる。

漁獲高は静岡、高知、千葉と続く。ほとんどは関東方面で消費されているとのこと。

透通った目が特徴。

旬は12月から3月であるが、年中脂がのり、美味しい魚である。

料理は刺身、煮魚、鍋、漬け魚などいろいろ楽しめる。

以前、担当していた温泉旅館の献立に「金目鯛のしゃぶしゃぶ」を提案したら、非常に好評で数年つずけて献立にいれていただいた記憶がある。(その頃は盛岡では金目鯛は煮魚ぐらいにしか扱われていなかった。)

盛岡でも今は刺身やしゃぶしゃぶは当たり前となっている。

刺身は霜皮造りが良い。特に北国では寒い冬に「赤い色の魚」は温まる気がする。

伊豆に旅行した際は「金目鯛の干物」を多く見かけ、ホテルの食事にも(朝食)だされ、美味しかったことを覚えている。

大きいものは煮魚。小骨が少なく子供老人でも食べやすい魚である。

外洋で早く泳ぐために尾の形も鋭利だ。

寿命が長いということは繁殖能力が弱いのではないか。乱獲を避けたい魚である。

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