8月
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ブログネタがないときのために写真を撮っていた「オマールロブスター」。8月19日撮影。
弊社もリストラではないが、一緒に働いていた仲間が退社。補充なし。
私の仕事も増え(2人でおこなっていた仕事を手伝ってもらってはいるがほとんど一人でしている)、たびたび元卸売り場に足を運べない状況。
全般に”これ!”と思う珍しい魚も見当たらない事もあるので予備に撮っておいた写真である。
「オマールロブスター」。円谷プロダクションの「バルタン星人」を思わせる爪。若い人にはわからないだろう。
十脚目アカザエビ科ロブスター属。単にオマールと呼んでいる。もしくはアメリカンロブスター。
ロブスターとなると単にイセエビやアカザエビなども含めた大型歩行型エビ全般を呼ぶ。
この大きな爪は(鋏脚)は威嚇のためにあり、生活に携わる餌を獲ったり、生活孔を掘ったりするのは小さな顎脚。
ただ、このハンマーみたいな鋏脚が名前の由縁である。
浅い海の岩礁や砂礫底に穴を掘って単独生活をしている、寿命は推定100年も活きたと思われるものも発見されている。
大きな鋏脚で仲間を傷つける可能性があるため捕獲されればすぐにゴム輪をかけられる。(右の写真)
左の写真は脱皮後のためゴムバンドがはずれ、甲羅も柔らかい。
体の色は生活環境に左右される。
料理は蒸すか茹でる。もしくは半割りにして焼く。
味はイセエビ類より落ち、どちらかといえがザリガニ類に近い。
当然、日本近海には存在せず輸入物である。
岩手魚類に「サケのシラコ」が見えたので写真を添えよう。
ハラコばかり目立ち、白子は隅に追いやられるように静かに陳列されている。