アヤボラ

Filed Under (アヤボラ) by suisan on 16-07-2010

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アヤボラ、別名「毛つぶ」。

帳付けに「毛つぶ」と言うとネツブ?と聞き返す。

当社にも毛の薄い人がいる(私も含め)。失礼だと思って聞き返したのだろう。

でも、箱にも”毛つぶ”と書いてある。

本名アヤボラ(盤足目フジツガイ科)盛岡水産入荷、青森県・八戸産。

相模湾、山口県以北、アリューシャン半島をへて北アメリカ西岸に分布。

釜石あたりでも獲れるようだが、ほとんどは北海道に送られる、との事。

外洋の浅い海から結構な深場まで生息しているようだ。(30m~300mぐらい)

砂泥底で生息し、肉食性でヒトデや死んだ魚などを食べている。

色々調べてみれば、足の部分は刺身で美味しい、との事であるが、バイガイ特有の唾液腺に毒があり、尚且つ泥を噛んでいるものが多いようだ。

殻から出し、唾液腺を取り除き、泥などを洗い流さなければならない。

それさえすれば、肝も煮て美味しいと言う。

殻が軽いのでエゾボラなどと比べれば歩留まりがよいのでは。

でも、こんなに毛に覆われていれば、汚らしく食べる気が薄れる。

例の星川魚店の若旦那、「リスクを背負ってまで扱いたくない商品」と話していた。

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