アサヒガニ

Filed Under (アサヒガニ) by suisan on 21-02-2009

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昨日、盛岡水産にオーストラリア産「アサヒガニ」が入荷した。

アサヒガニ(エビ目・カニ下目・アサヒガニ科)

日本では相模湾以南、世界ではハワイ諸島以西からアフリカ東岸まで、西太平洋とインド洋などに広く分布する。

輸入物は東南アジアやオーストラリア産などが多い。

水深20m~50mのやや深い砂泥底に生息。歩脚で砂をかき後ずさりするように砂泥にもぐり、目だけ出して獲物を待つ。

食性は肉食で貝類、ゴカイなどの小動物を捕食する。

甲の幅は15cmぐらいになる大型のカニで、茹でてないのに体色が赤い。茹でてもさほど変化はない。

他のカニとの違いは、左右に動くのではなく前後、又、腹部が甲羅の下ではなく、後ろに出ている。

カニがもし「エビの進化?」だとすれば原始的な形態を残すカニである。

旬は冬。茹でガニが美味しい。毛ガ二などと違い足の身は少ないが、胸部には詰まっている。

真っ白な身は甘みがあり美味しい。ズワイガニやタラバガニと違ったさっぱりした旨みである。

鍋とか味噌汁にすれば蟹味噌も胆嚢できる。

 

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