物量が多い訳でもなかったが、なんとなく忙しく感じられた。
ブログに対する気持ちも消えかけたが、数枚写真を撮ったので紹介しよう。
まずは秋田・能代産バイ。盛岡水産入荷。
ベイゴマの起源とされる巻貝である。(以前に紹介はしている)
エゾバイ科バイ属で北海道南部から九州。朝鮮半島など。
浅い泥の上で腐肉や死んだ魚など食べていて、雌雄異体で6月から8月頃に産卵する。
料理方法は煮る、もしくは酒蒸し。身が取れやすくワタに苦味が少なく、身には甘みもある。
サイズもそろい使いやすい。
加工品で味付けされた「味付けバイガイ」が重宝がられている。
色々調べていたら過去において「中毒」のおきた例もある、との事である。注意が必要。
宮城県市場からは鯨のサエズリが送られてきていた。鯨の舌である。
岩手魚類には青森県産サバが美味しそうに見えた。
今週初めに、酢締めしたらあっさりして旨かった。(翌日は養殖物を酢締めしたがしつこい脂が気になった)
旬ではなくても鮮度の良いサバを酢締めにすれば美味しいのは当たり前。
もう一点は築地から送られてきた「活〆コチ」。千葉県産。
透明感のある身はコシコシして旨かった。又、後から甘みが沸いてきて例えようのない旨さが広がった。
やはり「活〆」は身の鮮度を保つ”技”なのではないかな、と感心した。
いつも楽しく拝見しております。
「ブログに対する気持ちも……」と書いておられますが、
ご無理のない程度に、続けていただけると嬉しいです。